びわ湖マラソン、名古屋ウイメンズマラソン対策

 どちらの大会も温度上昇対策がカギ。

 どちらもお昼ころには最高気温が20c程度に上昇。そのため見学にはいいが、このころは走るには、まだ温度上昇になれていない時期だけに影響が避けられない。

 両大会とも普通は「比叡おろし」「伊吹おろし」という北西の強風対策が必要だが、

今回は風は吹いても微風である。

 風よけよりも、間隔をあけて逆に微風を受ける方が体感温度を下げるには有効である。帽子も忘れないこと。また待機時間の問題はあるが、あまり重ね着しない方がいい。

 びわ湖マラソン対策

 スタート後の混雑とカーブに注意。競技場から市街の道路に出るまで交差点を急に曲がる場所が多く、混雑がしばらく続くがあわてないこと。また概ね平たんなコースでは

あるが、橋の起伏はある。その中で橋の下りで加速して、余計な負荷をかけないことと、最初の10kmあたりはまだ走りやすい気温でも、その後は気温が上昇するので、後半に余力を残す意識を忘れない。

 給水は当然だが、気温が高くなりだしたら、手の甲や、首筋に若干水をかけたり、熱中症にならない意識。そして余力を絞りだすのは、第二折り返しや、SGホールデイングスのグランドあたりから。そこからカウントダウン的に「これ以上ペースダウン」しないイメージで。

 名古屋ウイメンズマラソン対策

 最初は温度上昇の影響を受けないが、10km付近の第一折り返しあたりから、北向きに走るあたりから、影響が避けられない。びわ湖と同様に給水や身体に水をかける対応以外に、30km付近の折り返しまでは「絶対に余力を残す」折り返せば、これ以上ペースを極力残さない。名古屋城近辺の起伏を終えたら、カウントダウン的に頑張る。名古屋の場合、コンクリート路面が多いので、道路が固いので、シューズ選択ではクッション性の弱いタイプは避けた方がいい。

日曜の東京マラソン、篠山マラソン、鹿児島マラソン対策

 風の弱い上々の天気 温度差には注意

 

 5日の日曜は、全国的に風が弱く、概ね走りやすい天気である。ただスタートとゴールの温度差はあるので、あまり着こむ必要はないが、一応手袋は用意して、整列時と

最初の10kmくらいは着用し、途中で外し、けいれんして歩きだすとまた寒さを

感じるので、またはめるような対応を。

 東京マラソン対策

 整列時間が長いので、市民ランナーの場合頭からの放熱があるので、寒さが苦手な

人は、帽子もかぶる方がいい。序盤、混雑の一方で下り坂基調で10kmまで進むので、ここで急激な加速をしないことと、銀座の交差点くらいまではとにかく同じペースで

進み、品川近くの最後の折り返しからゴールは最後の余力を振り絞る。銀座と最後の

折り返しの間は余力を振り絞ると、最後の余力を残すイーブンペースを保つかの調整で、多少ペースを落とし、最後歩かずにすむようにするか、案外元気ならじわじわ

あげるかを個々の体調で判断を。

 篠山マラソン対策

 例年よりもコロナ対応で、参加者を制限しているので、混雑は早めにとれる。したがって一度西に進む段階で、例年より混雑であわてないでいいので、ペースの無理な上げ下げをせず、30km近辺の折り返しまでイーブンペースで行き、車塚古墳の側くらいからゴールに向けてはじわじわペースを上げるイメージで、ペースダウンを食い止める。

今回は例年の強い西風ではないので、助かるがスタートとゴールの温度差には注意を。

 鹿児島マラソン対策

 スタートして、1時間程度は走りやすい気温だが、その後はやや気温が高めで日差しも強い。そのため帽子は被る方がいい。海沿いも風はさほど吹かないのが助かるが、微妙な起伏で無理しないこと。概ねイーブンペースだが、余力を振り絞るのは、市街地に入るトンネルに入る前後からという意識を。気温が上がり暑さを感じたら、給水以外に水を手の甲や、首筋に少しかけて体感温度を下げること。

明日の大阪マラソン、姫路城マラソン対策

防寒対策、北風に注意

 

寒気の流入で、気温が10cを超えないか、最高気温が上がってその程度。

従って速いランナーでも、手袋と帽子はすべきだし、ランシャツの場合は

アームウオーマーもすべき。

 マラソンは30kmからと言われるが、まず大阪マラソンは30~35kmが起伏

で、35kmから40kmは平たんだが、4mほどの向かい風になる。したがって

普段以上に30kmまでに脚に余裕を残し、ときどきは人の背後につき、風よけ

をしつつ、ゴールに余力を振り絞ること。

 姫路城マラソンは前半は緩やかに上り、後半は緩く下るので後半は走りやすい

けど、第二折り返しの周辺は風が不安定である。そこまでにオーバーペースにならず、

川の堤防を降りて、姫路城の残り5kmほどに全力を振り絞ることを意識してほしい

明日の泉州国際市民マラソン対策

 風の弱い好条件

 

 泉州国際は過去、強風と寒さが堪えるレースが多かったが、明日は無風か多少の横風

程度である。後半は歩いたり、走ったりをまず繰り返す人で無ければ、あまり重ね着

すると、平年並みより気温が上がるし、日差しが出るので、手袋のように途中で外せる

ものは用意するが、例年より薄着で構わない。

 但し残り8kmくらいからゴールにかけては傾斜にきつい橋を合計4回通過するので、

最低限30kmまでイーブンペースを保ち、大浜の折り返しあたりから、混雑が解消され、道幅が拡がるカ所で急なペースアップをしないこと。どこから余力を絞るかは

30kmのりんくうタウン周辺時点での余力で判断をお勧めしたい。

 なお明日、日差しが出る時間が長い場合は帽子をかぶることをお勧めする。

奈良マラソン・青島太平洋マラソン対策

 まずまずの条件。手袋は忘れずに

 

 奈良の方が気温が低く、宮崎がやや暖かではあるが、走るには好適な条件である。雨はほぼ気にしなくていいので、帽子をかぶるかどうかは個人の好みでいい。ただ待機時間の防寒対応を兼ね、手袋はして、暑くなれば外すを繰り返せばいい。

 

 奈良マラソン対策。後半の向かい風に余力を

 

 コースの難易度が高いが、奈良市から天理市への前半の起伏の繰り返しで、帰りも起伏があることを考え、余力を残して折り返しに向かい、下りを決して飛ばしすぎないこと。そして、残り10kmくらいから余力を振り絞るが、ここが向かい風にもなりやすく、視線をやや落とし気味にして、ときどきは集団で風よけしながら北上し、運動公園にむけての坂で歩かないことの意識を。

 

 青島太平洋マラソン対策。後半の温度上昇に注意。

 正午ころまでは適温だが、それ以降はやや気温が高い。そのためゴールが正午をまわる場合あまり重ね着をしすぎない方がいい。やや西北西方向から風が吹くが、最初の国道と、大淀川を渡る時以外は前半は周りにランナーも多く風よけしやすいし、あまり影響はない。

 25kmくらいから運動公園に一度入るまでは追い風気味のため、ここで一度余裕を持ち、運動公園に入り、残り10kmくらいからじわじわ余力を絞り出し、青島折り返しから海岸沿いの強風は、ときどき人の背後にくらいつきながら、一人一人追い抜き、再度運動公園に入ってからは、ゴールまで余力を振り絞るイメージで。

11月20日の神戸マラソン対策

 

 当初の予報より雨はふらないが、風が問題

 

 一応、雨が降る予報であるが、雨量は多くなく、ウインドブレーカーなど

着こむ必要はなく、帽子や、ワセリンを塗る程度でいいが、問題は風である。

通常は折り返し以後は追い風になりやすいが、折り返すと向かい風である。

折り返しから30kmあたりまで、向かい風の影響を受けやすいので、ポツン

と走らず、うまく集団を使い、風よけすることと、気温は低くはないが、風を

受けると身体が冷えるので、手袋をうまく活用すること。

 残り5kmは起伏だし、そこまでオーバーペースにならないこと。前半でタイム

を稼ごうと思わないこと

 

 

明日は 北海道マラソン対策記事

明日、28日に3年ぶりとなる北海道マラソンが開催される。今年の猛暑や今までの北海道マラソンと対比し、暑くてたまらないという条件まではいかず、大阪や東京の10月

中旬くらいをイメージするといい。

 曇りベースだが、晴や雨が降る時間帯もありうるので、帽子の着用を前提にすること。

 コース対策としては5kmまで緩やかに上り、そこから10kmくらいまで下り、あとは平たん。注意したいのは5kmから10kmの間で自然にペースがあがるのはいいとしても、

例年よりは気温が低いとはいえ、マラソンの適温よりは高いので、自分の自己記録のペースより必ず余裕を持って走ることと、放熱を考えて、給水や身体を水で冷やす以外に

集団の真ん中に極力入らないこと。

 25km過ぎの折り返しから南下するので、今度は向かい風になる。強風が気になるなら、極力周りのランナーを風よけにし、風を受けて体感温度を下げる方を優先するなら、ポツンと走る方が有利である。

 北大の校内に入ると日差しや風の影響も弱くなるので、ここからは余力を振り絞る

イメージ。とにかく北大に入るまでの段階で歩くようにならないことである。